今までの効率悪い勉強法をやめて、映画を使った英語の勉強法をオススメしたい理由。
それは何よりも効率的だからです!
大げさな意味じゃなく、留学するより、映画を見ましょう!
映画による英語の勉強法を確立した経緯
私はとにかく子供の頃から努力とか、辛いことを歯を食いしばってやり遂げるとか、そういうことがとても苦手な性格でして、学生時代は英語の勉強もほとんどしませんでしたから、成績は概ね最悪でした。
その代わり、好きなことはとにかく熱中するたちでした。
そのせいか、嫌だけどやらなきゃいけないようなことも、興味のあるポイントを見つけて、楽しみながら出来るようにいろいろと工夫する癖がつきました。
そんな私が実行していたのが、好きな映画を使って英語の勉強をする、という方法。
好きな映画を使うわけですから、大して努力もしないで、そこそこ上達しました。
調子にのってフランス語の勉強まではじめて、まったくフランス語を知らない状態からわずか1年で、10冊以上のフランス語の小説を原書で読破したこともあります。
こんな素晴らしい勉強法は皆様とシェアしないともったいない、ということで、このブログを立ち上げることにしたわけです。
私はモノゴトを身につけるときは、とにかく何事においても完全独学派です。
まずスクールに通って、みたいな発想が基本的にまったくありません。
フランス語やイタリア語を勉強したときも、学校の授業はまあ穴埋めとか参考程度にとどめておいて、図書館で好きな小説や映画の脚本の原文をコピーしてきて、それをメインに勉強してました。
好きなことをやっているだけで、自然と身についてくるように、英語がわかるようになる、しゃべれるようになる、それが理想ですね。
「それができれば苦労はない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に私はそれしかできないんです。
皆さんも努力をするのをやめて、このブログの勉強法を参考に、映画を楽しく見ながら、英語をマスターしてください!
映画を使った英語学習に必要なもの
で、用意するものとしては
映画の場合はその映画のDVDと、映画の中のセリフをすべて書き起こしたもの、いわゆる script (transcript) を入手します。
(スクリプトの入手方法は映画のスクリプトを入手する方法で詳しく書いていますので、探しかたがわからない方は、ぜひ参考にしてください)
最近のDVDは英語字幕を表示する機能が付いているので、それを参照してもいいのですが、字幕だとけっこう省略されていることが多いですし、あと字幕だと自分で書き込んだりすることができないので、ネットでテキスト書類をダウンロードすることをおすすめします。
小説を使う場合は原書の小説と、それを朗読したオーディオブックを入手します。
とにかく英語をしゃべっている音源と、そのテキストがあればなんでもいいです。
だから歌のCDと歌詞カードでもいいわけですね。
ただし、英会話を中心に学びたい方は、やはり会話が多い映画やTVドラマがオススメです。
映画で英語を勉強する方法の概略
具体的な勉強法としては、かなりシンプルに最初に書いちゃいますと、
映画のセリフをテキストに当たって一行一行理解しながら、ひとつのセリフを繰り返し聴いていく。
基本的にはそれだけです。
かなり単純ですが、これでなかなか、一回のブログでは語りつくせない深いものがあります。
映画を使った英語の勉強法はいろんなサイトで紹介されていて、どれも似たり寄ったりですが、細かいやり方はどこも少しづつ違います。
その少しの違いが人によっては合う合わないで大きな違いになってくるものです。
最初は字幕なしで見て、次に英語字幕を表示させて見て、その次に日本語字幕で意味を確認して、最後に英語字幕を音読しながら見る、みたいなのが多いですが、私にはこのやり方はまったく合わないんですね。
でもこれも合う人にとってはとてもいい勉強法なんじゃないでしょうか。
さらに詳しく 〜このブログの道案内
映画を使って英語の勉強をする最大のメリットとして、ボキャブラリーがどんどん増やせることと、リスニングが飛躍的に上達することの2点があります。
とくに英語の勉強はリスニングを中心にやるべき、というのが私の考えです。
極論をいうと、英語の勉強はリスニングだけをやればいいんです。
そしてボキャブラリーはリスニングの勉強の過程で増やしてゆく。
このブログには英語の勉強方法に関する記事がたくさんありますので、とりあえず一番おいしいところというか、大切な記事、私がオススメしている映画を使った英語勉強法の“核”の部分が知りたいと思ったら、兎にも角にも以下の記事を読んでください。
以下の記事でもリスニングの勉強法について書いていますが、こちらは上の記事を簡略化した概要みたいな記事なので、補足程度にお読みください。
そして、映画を使ってリスニングの勉強をしながら、ボキャブラリーを効率的に増やしてゆくコツについて書いた記事が以下の2つです。
さらに、これらの映画を使った英語勉強法を基盤として、留学せずに英会話を上達させるにはどうしたらいいか、具体的な方法について書いた記事がこちら。
あとは映画で英語を勉強する方法について持ち上がる様々な疑問についてお答えした記事がいくつかあります。
映画で英語を勉強していて効率が低下してしまう問題についての解決案について書いた記事。
私がオススメしている映画を使った英語勉強法は英語学習初心者にも有効なのか、という疑問にお答えした記事。
また、上の記事の補足として、英語学習初心者の方にオススメの英語の構文を把握する勉強法を解説した記事がこちらです。
映画で英語を勉強する際に、あまり日常会話では使われないマイナーな言葉はどうするのか、という疑問にお答えした記事。
映画を見ていてわからない言葉が出てきたときの、インターネットの機能をフル活用した検索方法について書いた記事。
その他、勉強法関連の記事はすべて映画で英語を勉強する方法カテゴリに掲載しています。
長い年月をかけて少しづつ改善を重ねてきた勉強法ですので、きっとどこかに新たな発見があると思います。
私自身も、映画を使った英語学習は現在も続けています。
勉強をしていて気が付いたこと、新たに学んだ興味深いことなどを皆さんとシェアする記事が映画で英語勉強ノートに集められています。
映画のタイトル毎に小カテゴリに分けられていますので、映画のリストをご覧になりたい方は右カラムのメニューを参照してください。
また、映画で英語の勉強お役立ち情報カテゴリでは、映画で英語を学習する際に役に立つ情報や豆知識などを書いた記事を掲載しています。
何か疑問点や違和感、わかりにくい部分がありましたら、遠慮なくメールかコメント欄にぶつけてください。
以上、皆様の英語の上達にお役に立てたら嬉しいです。