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『自由への扉 リプライズ2(When Will My Life Begin? Reprise 2)』の歌詞(和訳あり)で英語の勉強【塔の上のラプンツェル】

Disney's Tangled/Rapunzel - "When Will My Life Begin?" (Reprise 2) - Music Scene (1080p HD)

今回は映画『塔の上のラプンツェル』で歌われる『自由への扉 リプライズ2When Will My Life Begin? Reprise 2)』の歌詞で英語の勉強をしてみたいと思います。

ちなみに「reprise(リプライズ)」とは「反復」を意味する英単語で、ミュージカルで同じ曲を歌詞やアレンジなどを変えて後のシーンで再び流すときの専門用語です。

映画本編を見るとこの曲が繰り返されるのは本日紹介する部分だけですが、それなのになぜ曲名は「リプライズ2」なのかというと、実はこれより前のシーンに、映画本編ではカットされた「リプライズ1」があるそうなんですね(サントラには収録されているそうです)。

「リプライズ1」については最後にふれたいと思います。

まずはリプライズ2の歌詞と私の和訳をご覧ください。

When Will My Life Begin? (Reprise 2)
自由への扉(リプライズ2)

Look at the world, so close
And I’m halfway to it!

見て、世界はもうすぐそこ
わたしは踏み出そうとしている

Look at it all, so big
Do I even dare?

見て、すべてがこんな大きく
こんな思い切ったこと、わたしにできるかしら?

Look at me, there at last!
I just have to do it

見て、ついにわたしがあそこに行けるの
やるっきゃないわ

Should I?
No
Here I go

やめるべき?
いや
行くのよ

Just smell the grass! The dirt!
Just like I dreamed they’d be!
Just feel that summer breeze, the way it’s calling me
For like the first time ever, I’m completely free!

草の香り! 土!
夢にまで見たそのとおりに!
感じるわ、夏のそよ風がわたしを呼んでいる
生まれてはじめて、すべて思いのまま!

I could go running
And racing
And dancing
And chasing
And leaping
And bounding
Hair flying
Heart pounding
And splashing
And reeling

走って
かけっこして
踊って
追いかけて
飛んで
跳ねて
髪はなびいて
胸はドキドキ
はじけて
まわって

And finally feeling
That’s when my life begins!

そしてついに感じるの
これがわたしの人生のはじまりよ!

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halfway to について

それではひとつひとつ目についたボキャブラリーを解説していきますね。

Look at the world, so close
And I’m halfway to it!

見て、世界はもうすぐそこ
わたしは踏み出そうとしている

halfway to = 〜への中間地点で、〜への道半ばで、〜の途中で、〜しかけている

まずはこの熟語ですが、to の代わりに、以下のように through が入る場合もあります。

halfway through

例)
He gave up halfway through his research.
(彼は研究の途中で諦めた)

even dare について

Do I even dare?
(こんな思い切ったこと、わたしにできるかしら?)

dare = あえて〜する、思いきって〜する

この even dare を使った慣用句で

Don’t even dare!
(やめなさい!)

という命令文がありますね。
日本語でいうと「そんなことするなんてありえないよ」「やってみな。承知しないぞ」みたいな感じでしょうか。

今回の用例では自分に問いかけているので、「わたしにこんな大それたことができるかしら?または「わたしにこんな思い切ったことができるかしら?」みたいな意味になりますね。

出典:imdb

reel の動詞としての用法

この歌の後半は動詞がたくさん並んでいますが、そのなかで私が初めて知った表現がこれ。

And reeling
(まわって)

reel とは、釣り用語で日本語にもなっている「リール」と同じ言葉ですね。
つまり動詞になると「巻く」という意味。

これが今回のような文脈で「よろめきながら歩く」「ふらふら歩く」なんて意味になるんですね。

頭がくるくる回ってる、みたいなイメージからでしょうか。

あとがきにかえて 〜自由への扉 リプライズ1(When Will My Life Begin? Reprise 1)

本日は映画『塔の上のラプンツェル』の挿入歌『自由への扉 リプライズ2When Will My Life Begin? Reprise 2)』の歌詞で英語の勉強をしました。

それほど難しい表現は出てきませんでしたね。

ところで、本編からカットされた『リプライズ1』は果たしてどんな歌詞だったのか、気になりますよね。

そこで本日は『リプライズ1』の方も和訳してみました。
元の英文はこちらのリンクからご覧ください。

自由への扉 リプライズ1

お母さんに愛されて
それ以上を望むなんて

こんなにたくさんのものに恵まれていて
むしろ感謝するべきなのに

そう、わたしに不足なんてない
ただ、出口がないだけ

たぶん、わたしはここにいるほうがいいの
でも、知りたい……
わたしの人生はいつはじまるの?

最後に、YouTubeでこの『リプライズ1』の絵コンテ(ファン制作?)付きの音源を見つけましたので、よろしければどうぞ。

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